お店に入店した時の基本的なマナーを知っておこう
和食は日本の食文化に欠かせないですが、高級な和食屋のお店をあまり利用していないと、きちんとした食事のマナーは身に付いていない人が多いのではないでしょうか。
お店の座敷に入る時は正面を向いてから、しゃがんで靴を揃えますが、女性の場合は男性の靴も揃えてあげると好印象を持ってもらえます。
デートで利用する時は男性が上座に座ることが多いですが、女性の誕生日や記念日で予約を入れる時は、女性が上座を勧められることもよくあります。
男性に上座を勧められたら、素直に着席をして下さい。
事前に予約を入れておくと、お店のホールスタッフが先付けや小鉢などの料理を配膳してくれます。
会席料理や割烹、小料理屋などのお店を利用する人が多いですが、ほとんどのお店では懐紙が添えられています。
懐紙を上手に使える人は上品な印象を持ってもらえます。
懐紙を上手に使える人は好印象を持ってもらえます
和食のお店では焼き魚はひっくり返さずに、骨を取るのがマナーですが、懐紙を添えて骨を取ると、キレイに取り除くことができます。
食事をしていると口が汚れますが、バッグに入っているティッシュやハンカチは使用せずに、懐紙を使って拭き取ると良いでしょう。
高級な和食屋のお店では、料理やお酒を味わった後は和菓子や洋菓子などが出される場合があります。
少食の人や女性は料理だけで満腹になってしまう人が多いですが、懐紙に包んで持ち帰ってもマナー違反にはなりません。
会席料理はお酒を嗜むための料理なので、お酒が弱かったり、飲めない場合でも口を付けたほうが良いでしょう。
お酒を提供される時は、周囲の人と飲むペースを合わせたり、会話を楽しむのがマナーになっています。
他の来客に迷惑を掛けないように、声のトーンを落として静かに会話をしましょう。
携帯電話のマナーを守りましょう
若い年代の人にはスマートフォンは、欠かせない必需品になっていますが、高級なお店では通話や写真撮影が禁止されているため、電源を切っておくかマナーモードにしておきましょう。
和食のメニューは刺身の盛り合わせや蒸し物、焼き魚、天ぷらなどの料理が提供されます。
若い年代の人はお箸の使い方に自信が持てない人が多いですが、基本的なマナーを身に付けておくと、周囲の人に不快感を与えずに食事ができます。
音を立てて食べたり、料理の取り分けなどは、高級なお店では避けたほうが無難です。
口コミで評価の高いお店では、旬の食材を使った季節感のある料理が提供されるので、ゆっくりと時間を掛けて味わって下さい。
ドレスコードのあるお店もあるので、きれいめで上品な服装を心掛けましょう。